学校日記

5学年研究授業「ゴール型 ハンドボール」6月14日

公開日
2017/06/27
更新日
2017/06/27

できごと

 体育科の研究2年目となった今年度1回目の研究授業は、5年生の「ハンドボール」です。ハンドボールは、パスやドリブルでボールを運び、シュートして相手チームと得点を競い合う攻守混合のゴールゲームです。しかし日常、ボールを使って遊ぶ機会があまりなく、ボール操作に苦手意識をもっている児童も少なくありません。そこで今回は、ボールを持った状態で5歩まで歩けるというルールを設定し、ボール操作への苦手意識を減らすとともにボールを持たないときの動きを身につけさせることに重点を置いて指導していくようにしました。また、学習計画にも工夫を凝らし、スモールステップで授業を進めることとし、チーム内のハーフコートゲーム→他チームとのハーフコートゲーム→フルコートゲームという段階を踏むことにしました。また、ドリブルを禁止して、ワンマンプレイを防ぎました。
 今年度の研究主題のサブテーマである「学び合って高める体育学習」を具現化するために、学び合いの工夫も行いました。最初から他チームと競うのではなく、同じチームの見方同士で攻守に分かれて練習する場を設定し、落ち着いて友達の動きを見たり教え合ったりしやすい雰囲気づくりを目指しました。また、記録係を設け、友達の動きを落ち着いて振り返ることができるようにしました。
 当日の授業においては、どの児童も互いを認め合いながら、自分とチームの目標に向かって頑張って取り組む姿が見られました。
 授業後の研究協議会では、学習計画の工夫、学び合いの工夫、評価の工夫という3つの観点を中心に他の教員から様々な意見や感想が出されました。そして、本校講師の菅原健次先生より、新しい学習指導要領に即した良い授業であったこと、「知識・技能」を高める授業となっていたこと、「動く楽しさ」「わかる楽しさ」「伸びる楽しさ」「かかわる楽しさ」の運動の4条件を十分に満たす授業となっていたことなど、具体的なご指導・ご講評をいただきました。

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