３学年研究授業「器械運動 鉄棒運動」１１月２２日
- 公開日
- 2017/12/05
- 更新日
- 2017/12/05
できごと
今年度５回目の研究授業は、３年生の「鉄棒運動」です。鉄棒運動は、個人差の著しい運動であるため、本単元では一貫して「マイスタート、マイゴール」をテーマに行ないます。始めのオリエンテーションと毎時のエンジョイタイム等で自分の力（マイスタート）を知り、第２時以降の授業で、今までできていた技を復習しながら、新しい技の仕方を知り、できる技を増やしていく（マイゴール）というスモールステップを大切にしながら進めていきます。さらに、できる技については、技の美しさや回転数を増やすなどの高度な技術を身に付けていけるようにします。そして、単元の終末では、各自ができるようになったマイゴール（自分の最高の技）を披露する発表会を行い、鉄棒運動に一生懸命に取り組んでよかったという達成感を味わってほしいと考えています。
また、今年度の研究主題のサブテーマである「学び合って高める体育学習」を具現化するために、学び合いの工夫も行いました。鉄棒に関する能力が異なる３人グループで活動することにより、技能面での課題が発見しやすかったり、教え合いや学び合いが行いやすくなったりするようにしました。当日の授業では、友達の技をしっかり見て、勢いをつけたり、足をしっかり振り上げたりなど、具体的なアドバイスをし合う姿が見られました。
授業後の研究協議会では、学習計画の工夫、学び合いの工夫、評価の工夫という３つの観点を中心に他の教員から様々な意見や感想が出されました。そして、本校講師の菅原健次先生より、鉄棒運動を取り上げたことや当日を迎えるまでの取り組みへのねぎらいの言葉をいただきました。また、「主体的」・「対話的」な授業になっていたこと、「深い学び」に繋げるためには技のポイントを見つけた児童に実演させてみることが有効であるとのご指摘をいただくなど、具体的なご指導・ご講評をいただきました。
