野外体験活動
- 公開日
- 2009/05/19
- 更新日
- 2009/05/19
校長室
野外体験活動に,2年生の生徒・職員と共に行ってきました。
野外体験活動で,生徒たちに是非心がけて欲しいことがいくつかありました。その思いを3つに絞り,入所式で次のような話をしました。
この活動に向けて,生徒たちは「YES,WE CAN!!」というスローガンを立てました。そして,彼らはこれを「やればできる」と解釈しました。そこで,「やればできる」とは言うものの,ではいったい何をやるのか。そこをよく考えて欲しい。例えば,時間を守る,ルールを守る,といった,基本的な生活を「きちんとやる」。これは大切なことですが,これだけでは寂しい。基本的な生活を「きちんとやる」のは当然のこととし,さらにプラスαを目指して欲しい。
2日間,学校を離れ,郡上高原という自然が一杯の環境の中では,普段の学校生活ではなかなか見聞きできない友達や先生の姿や言葉があると思う。そこに友達や先生のよさを見つけて欲しい。よくない点はすぐに見つけ,指摘できるのだが,よさというのはその気になってみないとなかなか分からない。是非ともよさを見つけて欲しい。
この活動は,ホテルの方やいろいろな体験の講師の方の援助や協力がないと絶対にできない。そこをよく考え,これらの方への感謝の気持ちを忘れないで欲しい。そして,感謝の気持ちを態度や行動に表して欲しい。
2日間の活動を終え,生徒たちは様々な体験をしました。そして,多くのことを感じ,学んだと思います。中には失敗もありましたし,うまくいったこともありました。これらの体験を普段の学校生活や日々の生活に生かして欲しいと思っています。「生かす」ということは,具体的には,この活動でうまくできなかったことを「できるようにする」ことであり,うまくできたことは「さらに継続したり内容を充実させたりする」ことだと思います。
今後の2年生が,今以上にさらによい姿を見せてくれることを期待しています。