学校日記

今日の朝礼(28日)

公開日
2020/05/28
更新日
2020/05/28

校長からのメッセージ

5月28日(木)です。おはようございます。

 きのうは、医療(いりょう)にかかわる人々へのかんしゃのきもちをあらわすうごきが、世界中にひろがっていることについてしょうかいしました。あいてをたいせつにし、おたがいにきょうりょくしてせいかつしていくことは、とてもすてきで、きもちのよいことだとおもいます。しかし、ざんねんながら、これとははんたいのうごきについての注目(ちゅうもく)があつまるようになりました。

 とくに注目されたのが、さいきん、ある女の人がなくなられたニュースです。ニュースによると、あるテレビのばんぐみに出演(しゅつえん)しているようすにたいし、SNS(インターネットなどをつかったやりとり)の中で、おおくの人から心ないことばをあびせられていたことがげんいんの自殺(じさつ)ではないかということです。SNSにおけるこうしたもんだいは、かなりまえからとりあげられており、学校のじゅぎょうでも「ネットモラル」といったことばで正しいつかいかたなどについて学習するようにしていますね。

 SNSの中では、いけんを書きこんだ人のなまえを書かなくてもよいものがたくさんあります。すると、そのいけんにたいする責任(せきにん)のきもちがうすくなり、あいてのきもちをかんがえずに、じぶんかってなきもちをぶつけたり、さいしょからあいてをきずつけるつもりだったりするようすも見られます。だれからいわれているかもわからない中で、自分にたいするわるぐちばかりをぶつけられたら、どんなきもちになるでしょう。こんな中にいたくないとおもうのはとうぜんだし、ひどくなれば、死にたいとおもってもしかたがないのではないでしょうか。

 今、わたしたちは、コロナウイルスのかんせんをふせぎ、命をまもるためのさまざまなどりょくをしています。みんなで力をあわせてのりこえていかなければいけません。がまんをしていれば、不満(ふまん)におもうこともおおくなりますが、それをほかの人にぶつけることでかいけつしようとしても、ぜったいによいことはありません。こんなときだからこそ、おたがいのくるしさにきづき、やさしい心でふれあうことが、とても、とてもだいじです。自分の命も、ほかの人の命も、ぜんぶだいじです。

 きょうもとてもよいてんきです。とうこうびのみなさん、こうつうあんぜんにこころがけて、とうこうしてきてください。
 では、きょうもよい一日を!

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