学校日記

１／２８の給食

公開日: 2015/01/30

更新日: 2015/01/30

今日の給食

・ガーリックピラフ
・くじらのマリアナソース和え
・小松菜クリームスープ
・明日葉ケーキ

今日の献立のクジラ肉は、１９８７年頃から商業目的の捕獲が規制されてから給食から無くなっていったとされています。
しかし、食育として和歌山県学校給食会から納品し、今日は児童の皆さんに食べてもらうことができました。
懐かしくなった給食のクジラ肉ですが、今の児童の皆さんは新鮮に感じられるのではないでしょうか。
今日のクジラ肉は和歌山県の太地町の物です。
紀伊半島の先端部に位置して、気候も温暖な地域です。
昔からクジラの捕獲が盛んな町で、クジラ博物館や水族館があり、日本のクジラとの歴史がわかる貴重な町でもあります。

ケーキとスープに使った牛乳は、東京で生産された東京牛乳です。
スーパーでは、なかなか手に入りませんが、特別に貴重な牛乳を今日は使いました。
味は濃く、甘さと香りが強いことが特徴です。
ケーキを焼いていると、牛乳の香りがとてもしました。
昔は東京の中心部で酪農が発達していて、明治３２年には、３０００頭が飼育されていたといいます。
その後、酪農の中心は区部から多摩地域へと変わり、戦後、近郊酪農の進行とともに酪農を取り入れた農業が盛んに行われるようになっていきました。
東京牛乳の生産者の方々も、今は全て多摩地域です。
東京のおいしい牛乳を食材として給食に使えることは喜びです。